現在ではインラインスケートなどと呼ばれる、一列に4つほどの車輪がついた靴が今でもスポーツとして人気があります。

今回の雑学では、インラインスケートの前身である、ローラースケート発明に関する笑い話をご紹介します。

ローラースケートの歴史

ローラースケートが初めて完成されたとされるのは1760年のことが。ベルギー人のジョン・ジョセフ・マーリンが発明したとされます。

日本では子どもから大人まで楽しめるアクティビティの一つとして人気がありますが、海外では飲食店のウェイトレスの靴としてローラースケートが使われたり、警察官の靴として採用している国もあるようです。

犯人追跡の際は大いに役立ちそうですが、いざ捕まえる際に犯人を取り押さえるには逆に不利になりそうな気もします。

ジョンの失敗

発明には失敗がつきものです。失敗を重ねて成功が生み出されるものですが、ローラースケートの発明者であるジョンは、まさかの失敗をしてしまうのです。

それはジョンが発明したローラースケートを発表する、発表会でのこと。演出を派手にしようとバイオリンを弾きながら登場したジョン。ここで彼はあることに気がつきます。

ブレーキがない。

どうすることもできない彼は、そのまま壁に衝突するまで止まることは出来なかったのです。色々な意味で「滑った」発表会になってしまったというお話でした。