PETボトルリサイクル推進協議会によると、日本国内のペットボトルの年間生産量は58万7千トンとあります。それだけ身近に接しているペットボトルですが、キャップの部分に小さなが空いているのに気付いていましたか?

キャップの穴の役割

この穴は「ベントホール」と呼ばれるもので、ペットボトルを洗浄する際に用いられます。ペットボトルに液体を充填した際に、飲み口(注ぎ口)に液体が付着してしまいます。その汚れを、キャップを閉めてからこの穴を使って流し落とすのです。

キャップの天面で密封性は保持されるので、中に洗浄水が入り込むことはありません。キャップの内側の汚れを効率的に落とすために、小さな穴が空けられているのです。