嫌なことから逃げたいとき、人間は仮病を使ってその場をしのぐことがあります。人間と密接な関係にあり、賢い生き物の一つであるも、仮病を使うことがあるのです。

犬の仮病

犬は人間と違って学校や仕事などで嫌なことがあるわけではありません。ズル休みしたいために仮病を使うのではなく、飼い主の注意をひくために行うと言われています。仮病と言ってもお腹や頭が痛いふりをしても伝わらないので、足をひきづる様な仕草など、足を痛めたアピールをすることがほとんどです。

こういった行動をとる犬は、過去に本当に足を怪我したことがある場合が多いです。その際に、飼い主から注目され、手厚く看護されてかまってもらった記憶が蘇っているのです。

ということはもちろん、犬が仮病を使うのは寂しさなどが原因です。かまってもらえてなかったり、多頭飼いの場合は他の子より目立ちたいといった感情が、犬が仮病を使う要因となっているのです。

しかし実際に本当に足を怪我しているのか仮病なのかを見極めることは難しく、放っておいて本当に怪我だとしたら大変です。大人しく病院に連れて行き、仮病だとしたらその子との接し方を見直す必要があるでしょう。