桜は気温が累計600℃を超えると咲く?
桜好きな方や桜の下でのお花見が楽しみな方にとって、毎年の気象庁が発表する桜の開花宣言は待ち遠しいものです。そこで、日に日に桜の開花が近づいてくるワクワクを感じられる「600℃の法則」というのをご存知ですか?
桜と600℃の法則
「600℃の法則」とは、2月1日からの日々の最高気温を足していき、累計値が600℃を超えた日に桜が開花するという目安の一つです。過去のデータを見ると、都市部では的中または誤差3日以内というデータが多く、その精度の高さがうかがえます。
2月1日頃から気温が徐々に上がってくる傾向にあることから、この日を起点にして600℃を計測するのですが、どこの誰がこの法則を発見したのかは明らかではありません。
気象予報士の間では有名な法則のようですが、あくまでも目安の一つでしかないとのこと。実際に自身で計測して春の訪れを感じるのもオツなものかも知れません。