運動会の花形種目の一つとして人気の「玉入れ」。子どもから大人まで楽しめる競技であるがゆえ、そのルールは地方によってマチマチでしょう。しかし玉入れには正式なルールが存在するのです。

玉入れの正式ルール

全日本玉入れ協会によると、一般用ルールではカゴの高さは地面から4m12cmで、カゴの直径は44cmであるとされます。これは1990年に北海道の和寒町のイベントにと考案されたのが発祥で、和寒市の過去最低気温の-41.2℃と、北緯44度をかけています。

競技者は1チーム4~6名で、スタートの合図と同時に重さ80gの玉99個をカゴに入れ、最後に重さ250gのアンカーボールをカゴに入れるというタイムトライアル形式で競われます。

運動会でも2つのチーム、どちらがより多くの玉を入れるかを競うので、実質タイムトライアルと言っても良いかもしれませんが、正式ルールにはスタート時のポジションや玉の入れ方など、より細かな規則が決められているのです。