野球やサッカーを始めとし、様々なスポーツのトレーディングカードは世界中で人気です。中でも野球のトレーディングカードは古くから存在し、本場アメリカのメジャーリーグでプレイヤーとしてカードになることはとても名誉のあることです。しかし、そんな名誉ある記録を、ズボンのチャックが全開で残してしまった選手がいます。

恥ずかしき名誉

その選手は、カナダ出身の「ジャン・クロード・マーク・レイモンド」です。クロード・レイモンドは1959〜1971年の間、ピッチャーとしてメジャーリーグで活躍しました。

問題のカードは1966年のもので、あろうことかズボンのチャックが全開で写真に写ってしまい、それが採用されてしまったのです。翌年の1967年においても、チャックが全開で写ってしまっていますが、これは1966年の写真があまりにも恥ずかしかったために、わざとやっているんだよということをアピールするために翌年もチャックをわざと開けて写真撮影したのです。もちろん1966年の出来事はわざとではなく、撮影のために急いで着替えを行った結果、チャックを閉め忘れたとのこと。

ちなみに3年目も同じくチャックを開けて撮影しようと考えていましたが、多くのファンがチャックを開けて撮影に臨む姿を期待の眼差しで見ていたため、恥ずかしくなってしまい、普通に撮影したそうです。