人間は言うまでもなく二足歩行する生き物です。現行の生き物では哺乳類で二足歩行をするのはヒトと鳥類だけと考えられます。しかし、人間で、しかも日本人で「ギャロップ走行」を極め、50mを7秒89で走り抜ける人物がいます。

ギャロップ走行とは

二足での走行は「ホッピング」「ランニング」「ウォーキング」「スキップ」に分類されるとされます。そして哺乳類で最も多い四足での走行の場合、「トロット」「ペース」「ウォーク」「ハーフバウンド」「プロンク」、そして「ギャロップ」などに細かく分類されます。そうです、ギャロップとは四足走行の種類の一つのことです。

ギャロップ走行は馬やチーターなどと同じで、全ての足が地面と接地していない瞬間があるのが特徴的な走り方です。ギャロップ走行は前に飛び出す力が強く、四足走行で最も速く走れる走り方だといいます。

東京都出身の伊藤 健一は、世界で初めてギャロップ走行を習得・競技化した人物で、2008年に自身の世界記録がギネスブックに登録されて以来、現在もその記録は破られていません。