水泳競技で使われるプールの長さは50m2cm
オリンピックなどの水泳競技で使われるプールは、正式には「国際基準プール」と呼ばれます。このプールは長さ50mのものが使用されますが、実は正確には50mではなく50.02m、つまり50m2cmなのです。
国際基準プールの正式な長さ
水泳の競泳は0.1秒を争う競技です。タイムを正確に計るために、プールサイドにはタイム測定器のタッチパネルが埋め込まれており、この厚さが1cmになっているのです。これが両端に設置されているため、国際基準プールの正式な長さは50m2cmになるというわけです。
ちなみに50m競技の場合は、片方のタッチパネルしか使用しないために長さが50m1cmとなりますが、規定により1cmは誤差の範囲であるとされ、気にされてはいません。