日本の道路標識は案内標識・警戒標識・規制標識・指示標識の4つに分類されます。特に高速道路では、情報を見逃さないように緑色の背景に白字で文字が書かれ、逆光などで読みづらくならないように文字と図柄の部分は透過処理が施されています。しかし車内からでは分かりづらいのが、その大きさです。

日本最大の道路標識

通常の道路標識の1文字の大きさは30cmほどとされます。街中に溢れている道路標識も、まじまじと見てみるとそこそこの大きさであることが分かります。しかし2020年現在で日本最大を誇る道路標識の大きさは群を抜いています。

その道路標識があるのが、東関東自動車道の上り線、千葉北IC~四街道IC間に設置されている宮野木ジャンクションの案内標識です。

大きさは縦6.5m×横11m=面積71.5平方mというもの。8畳ワンルーム、バス、トイレ付きの建物でおおよそ20平方mとなるので、3部屋にバスとトイレが付いた物件と同じ大きさと考えると、その巨大さが想像できるでしょう。