いくつ知っていますか?インターネット/パソコン用語の正式名称
数年前まではインターネットは家庭に一台の時代でしたが、今やスマホの普及に伴って一人一台の時代になりました。筆者がインターネットに触れ始めたのは今から15年も前の中学生時代。当時は回線もISDNという電話回線で、現在の通信速度は夢の様な話でした。
さてそんなインターネットやパソコンの世界で、普段は何気なく使っている言葉の正式名称を答えることは出来ますか?
今回の雑学ではいくつかの用語の正式名称をご紹介します。
【初級編】インターネット/パソコン用語の正式名称
HDD
正式名称:
今ではいたるところにHDDが内蔵された製品ばかりなので、IT知識がない方も当然のように知っている単語の一つ。
WWW
正式名称:
爆笑を表すネットスラングではなく、インターネットアドレスに付属される単語の方です。蜘蛛の巣のように張り巡らされた通信網が、世界中を繋ぐ事を意味しています。インターネットの理念が「WWW」という単語に込められています。
OS
正式名称:
コンピューターを動かすための基本ソフトウェアの事。Windows製品には「windows XP」、「windows 10」が、Mac製品には「OS X」が搭載されている。コンピューターの外観は単なる箱に過ぎず、中に何のOSが入っているかでコンピューターの種類が決定するのです。ちなみにスマホのAndroidにはGoogle社製のOS「Android OS」が、iPhoneには「iOS」が搭載されています。
DVD
正式名称:
ブルーレイに取って代わられつつあるDVDですが、今後も姿を消すことは考えにくいでしょう。DVDが世に登場した衝撃は今でも忘れられません。
SNS
正式名称:
TwitterやFacebookに代表されるウェブサイト並びにウェブサービス。インターネット上で他者と交流し、社会的ネットワークを構築することを目的とするサービス。
【中級編】インターネット/パソコン用語の正式名称
CPU
正式名称:
日本語では「中央演算処理装置」と呼ばれる。コンピューターの頭脳とされ、CPUの性能でコンピューターの処理速度が決めると入っても過言ではない。
FAQ
正式名称:
日本語で「頻繁に尋ねられる質問」という意味。日本のウェブサイトでは「Q&A」や「よくある質問」という言葉が使われる事が多い。
MP3
正式名称:
MPEGとは「Moving Picture Experts Group(ムービング・ピクチャー・エキスパーツ・グループ)」の略で、動画ファイル規格およびファイル形式のこと。このMPEGの音声圧縮方式を使った音声ファイルがMP3となる。MP3は人間には聞き取れない周波数の音なども削除することが出来るため、本来のオーディオファイルの容量を10分の1にまで削減することが可能で、現在の音源ファイルに最も多く使われているファイル形式の一つ。
URL
正式名称:
日本語では「統一資源位置指定子」と呼ばれ、いわゆるインターネット上での住所を表す記号のようなもの。本来はIPアドレス(3桁x4の数字の羅列)が用いられるが、人間が分かりやすいように単語化したものが「ドメイン」である。例えばYahoo! JAPANのトップページは「www.yahoo.co.jp」でアクセスできるが、IPアドレスである「182.22.63.230」でもアクセスができる。
http://
正式名称:
URLの前に必ず付けられる「http://」という文字列。これはウェブブラウザとウェブサーバー上で、「HTML(HyperText Markup Language / ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)」を送受信することを表している。HTMLとはウェブサイトを構築するプログラミング言語のこと。「http://」以外にも、FTPサーバと呼ばれるものにアクセスする際は「ftp://」という風に、どのプロトコルを使用するかを宣言する必要がある。
【上級編】インターネット/パソコン用語の正式名称
USB
正式名称:
大容量のUSBメモリなどが普及したことで、コンピューターに縁のない方もUSBという単語は目にしたことがあるでしょう。シリアル・バスとは、コンピューターの内外を繋ぐ装置の規格の事。ユニバーサルとは「汎用」という意味。つまり「汎用性のあるシリアル・バス」ということになる。マウスやキーボード、USBメモリやその他デバイスなど、数多くの製品に用いられている規格である。
SIM
正式名称:
スマホには必ずSIMカードが挿入されている。SIMカードにはその携帯端末の電話番号やシリアルナンバーなど、固有の情報が記録されている。このおかげで、各種キャリアの通信網が使用することが出来るなど、機器の判別のために使用される。
@
正式名称:
「アットマーク」という愛称で呼ばれているが、正式には上記になる。日本では「渦巻き」や「なると」などと呼ぶ方もいるが、世界では「猿」、「犬」、「巻き貝」、「シナモンケーキ」など、国によって異なる呼び名が使われているようです。