「敷居が高い」の使い方、間違っていませんか?
「あのお店は高級すぎて私には敷居が高いわ」などという風に使われがちなこの言葉、じつはこれは間違った意味で使われているのです。
敷居が高いの意味
「敷居が高い」とは、上品すぎる・高級すぎるために入りにくいお店などや、自分の技術に及ばないことをする場合などに用いる言葉ではありません。
本来の意味は「相手に不義理をしたり、面目のないことがあったりするために、その人の家に行きにくくなる。その人に会いにくくなる状態」を指す言葉なのです。
文化庁の調査によると、45.6%もの人が間違った使い方をしているという結果が出ました。しかも30代以下の年齢の人の多くが間違っていたというのです。
言葉の意味は時とともに変化してしまう場合が多いですが、日本語を正しく使えるように心がけましょう。