「居眠り」と「うたた寝」の違い
知らず知らずのうちに眠ってしまうのはとても気持ちが良いものです。「居眠り」も「うたた寝」も、どことなく無意識に寝てしまうことのような印象がありますが、両者の違いは何なのでしょうか。
姿勢によって
じつはどちらの言葉も“無意識に”眠ってしまうという意味ではありません。その大きな違いは姿勢にあるのです。
居眠り
居眠りは椅子に座ったり、腰をかけたまま眠ってしまうことをいいます。「うっかり居眠りをしてしまった」とも言うように、無意識に眠ってしまうことを指すように思われがちですが、じつは意識的なものは関係ないのです。
うたた寝
うたた寝は漢字で「転た寝」と書きます。その字のごとく横になって寝転んだ状態で眠ることを指します。しかし場所は布団やベッド以外の場所で寝ることを意味します。ソファやコタツなどで眠ってしまうことをうたた寝というのです。また、居眠りと違って重要なのが、あくまでも「寝るつもりがないのに寝てしまった」という点です。うたた寝は横になっているうちに無意識に寝てしまうことを指すのです。