温泉の鮮度は匂いで分かる?
日本は湯の国であり、全国に数え切れないほどの温泉があります。どれも効能が認められており、怪我や病気が治る効果が期待できます。温泉独特の匂いが苦手という人もいるでしょうが、温泉の鮮度は匂いで判別することが出来るそうです。
温泉の鮮度
一口に温泉と言えど、単純温泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、二酸化炭素泉、含鉄泉、酸性泉、放射能泉、硫黄泉、の9種類に分類することが出来ます。俗に「卵の腐ったような匂い」というのは硫黄泉の温泉です。他の温泉では「鉄の匂い」や「薬の匂い」などと表現される温泉もありますし、そもそも無臭の温泉もあります。
実は温泉の湯の鮮度が落ちると、こういった香りが薄らいでいくのです。源泉かけ流しのような温泉では、あまり鮮度の低下が感じられることは少ないでしょうが、それ以外の温泉で湯の独特な匂いがあまり感じられないとなると、その湯は古いのかなと推測することが出来るのです。
また、匂いだけでなく、湯の鮮度が落ちると肌触りなど、他の部分でも違いが出てくるそうです。