スイートルームと聞くと、ホテルの部屋の中でも特別な部屋であり、内装も値段も高いといった印象です。ではスイートルームの「スイート」とはどういった意味なのでしょうか。

今回の雑学では、スイートルームの意味についてご紹介します。

「スイート=甘い」ではない

お気付きだとは思いますが、恋人や大切な人と甘いひと時を過ごすからといって「スイート」と名付けているワケではありません。

甘い意味のスイートは「Sweet」ですが、スイートルームのスイートは「Suite」になります。Suiteは日本語に訳すと「ひと組の、ひと続きの」といった意味になります。

つまり寝室の他に、客間やリビングなどの他の部屋が繋がって存在している一部屋が、スイートルームということになります。日本の旅館などでは「続き部屋」と呼ぶところもあります。

スイートルームのイメージではホテルの最上階にあり、内装も豪華で広くて値段も桁違いの高さ。といった印象があります。それも間違いではありません。ホテル側もスイートルームは特別な部屋であると意識していることが多いです。

しかし実際は続き部屋の形式にそっていれば、内装が地味であろうが部屋が狭かろうが、スイートルームには変わりないのです。