アメリカンコーヒーは薄いコーヒーではない
アメリカンコーヒーというと、薄めに淹れたコーヒーのことだと思っている人が多いようですが、本当はそういう意味ではありません。
アメリカンコーヒーの定義
コーヒー豆の焙煎は一般的に浅く焙煎した「浅煎り」から、深く焙煎した「深煎り」まで、8段階あります。アメリカンコーヒーは、焙煎度の浅いシナモンローストやミディアムローストの豆を使用して、多めのお湯で淹れたコーヒーのことを指します。
コーヒー豆の焙煎は、浅煎りほどコーヒーの色合いが薄く、酸味が強くなるのに対して、深煎りほど色合いが濃く、苦味が強くなります。
つまりアメリカンコーヒーとは、薄めに淹れたコーヒーのことではなく、浅煎り豆を使ったあっさりとした酸味が楽しめるコーヒーなのです。
ちなみにアメリカンコーヒーとは日本独自の呼称であり、本場アメリカでは通じませんのでご注意を。