中が空洞になっており、そこに空気などを詰めたものをボールと呼びます。素材はバスケットボールや卓球の球に代表されるように、革やプラスチックなど様々あります。ラグビーなどのボールのように特殊な形状のボールもありますが、球状になっているものが一般的です。サッカーのボールも例外になく丸い、と思われがちですが、実は球体ではないのです。

切頂二十面体

サッカーボールの材質は革などの適切な素材、外周は68〜70cm、重さは410〜450gと、細かく規定があります。サッカーボールのデザインは五角形のパネル12枚と六角形のパネル20枚を繋ぎ合わせて作られており、一見すると球体に見えますが、サッカーボールは「切頂二十面体(せっちょうにじゅうめんたい)」と呼ばれる形で、あくまでも球体ではありません。

切頂二十面体は専門的にいうと、半正多面体の一種で、正二十面体の各頂点を切り落とした立体であり、球体とは違うのです。