肉食動物の睡眠時間は草食動物に比べると倍、もしくはそれ以上の長さのものが多いです。これは草食動物は肉食動物に狙われる危険性が高いため、やたらに寝ていられないからですが、意外にもアルマジロは睡眠時間がとても長い動物として君臨しています。

アルマジロの睡眠時間

人間の平均睡眠時間は成人した大人の場合で8時間です。犬や猫は10〜12時間で、ライオンとなると13時間と更に多くなります。ライオンなどの肉食動物の場合は、狩りをするのに必要なエネルギーを蓄えるために体力の温存が必要だからと言われます。

生物界で最も長い睡眠時間を有しているのはコウモリで、一日20時間も睡眠に費やしています。コウモリは暗い場所で身を寄せ合いながら寝ている姿は容易に想像が付きますが、意外にもコウモリに次いで睡眠時間が長い動物はアルマジロなのです。

アルマジロは昆虫類やヘビなどを餌とする肉食動物で、その睡眠時間は一日18時間。人生の80%を睡眠で過ごすという意外性を持っているのです。