ドラえもんと「129.3」の関係
国民的キャラクターのドラえもんには、普段は登場することのない様々な機能が備わっています。そしてドラえもんのステータスには必ず「129.3」という数字が隠されているのです。
ドラえもんの装備
ドラえもんは四次元ポケットから様々なひみつ道具を出します。しかし普段は目にすることはありませんが、ドラえもん自身にも様々な装備がされているのです。
- 強力ハナ – 人間の20倍の嗅覚を持つことができる鼻
- レーダーひげ – 遠くのものを感知する高性能レーダー
- ネコ集め鈴 – 特殊な音波を発してネコを集める
普段、劇中でお目にかかれないのは、じつはこれらの装備は全て故障中だからなのです。それではドラえもんの装備から、彼のロボットとしてのスペックに目を移してみましょう。
ドラえもんのスペック
じつはドラえもんにはいたるところに「129.3」という数字が隠されています。
- 誕生日 – 2112年9月3日
- 身長 – 129.3cm
- 体重 – 129.3kg
- 胸囲 – 129.3cm
- 頭まわり – 129.3cm
- 足の長さ – 129.3cm
- パワー – 129.3馬力
- 最高時速 – 129.3km
- 跳躍力 – 129.3cm
最高速度と跳躍力は、どちらもドラえもんが苦手なネズミを見たときに発せられる数値です。火事場の馬鹿力とでもいうべきでしょうか。一体なぜ、ここまで「129.3」という数字にこだわっているのでしょうか。それは作者の思いやりにありました。
ドラえもんと生活を共にするのび太は、アニメでは小学5年生の設定ですが、初期の頃のドラえもんでは小学4年生の設定でした。そこで、ドラえもんがのび太を見下さないように、当時の小学4年生の女子の平均身長である129.3cmが設定されたのです。そこから、とあるごとにドラえもんには「129.3」という数字が付いてまわるようになったというわけです。