アニメキャラと言えばキャラクターの特徴を印象付けるために決めセリフや定番のシーンなどが描かれる事があります。しかし「このキャラと言ったら○○」という常識、実は勘違いしているのかも知れません。

アニメキャラの定番シーン

孫悟空 / ドラゴンボール

主人公の孫悟空と言えば「オッス!オラ悟空」のセリフが有名ですが、実はマンガ版でもアニメ版でも、本編では一度もこのセリフを言ったことがないのです。印象に残ってしまっているのは、アニメ版の次回予告で「オッス!オラ悟空」と言っているからなのです。

星一徹 / 巨人の星

主人公、星飛雄馬の父親である一徹は、息子を一流の野球選手に育てるために、常識を逸したスパルタ教育を行います。度々「バカもーん!」と言いながらちゃぶ台をひっくり返すシーンが印象的ですが、実はマンガ版で一回、アニメ版では二回しかちゃぶ台をひっくり返していません。

エンディングのテロップ内でちゃぶ台がひっくり返っている絵が毎回流れていたため、何度もちゃぶ台をひっくり返しているという印象が強く残ってしまっているのです。

江戸川コナン / 名探偵コナン

コナンの決めセリフの一つでもある「真実はいつもひとつ」というフレーズ。実は原作のマンガ版では一度も口にしていません。

アムロ・レイ / 機動戦士ガンダム

「アムロ、行きまーす!」はガンダムに搭乗したパイロット、アムロ・レイが口にする名セリフですが、実は劇中で一度しか口にしていません。

ケンシロウ / 北斗の拳

北斗神拳の使い手ケンシロウは、立ちはだかる敵を瞬殺してしまう事が多々あります。そんな時に口にするセリフが「おまえはもう、死んでいる」ですが、実は原作では一度しか口にしていないのです。また、「アタタタタタタター!」と発しながら敵の秘孔を突き、致命傷を追わせる「北斗百裂拳」。誰もが知っているケンシロウの必殺技ですが、マンガ版では一回、アニメ版では三回しか使用していません。