日本のアニメと言えば、やはりスタジオジブリでしょう。そして海外のアニメと言えば、何といってもディズニーです。

今回の雑学では、ジブリディズニー関係性についてご紹介します。

宮崎駿はディズニーが嫌い?

ジブリのトップである宮崎駿は、そもそもアメリカの事を良く思っていません。

ウォルト・ディズニーの作品に関しても苦言を述べていたこともあったようですが、初期の頃の作品に関しては評価をしているという情報も見受けられます。

そんな宮崎駿が、ディズニーと業務提携を行うのです。一体どういったワケがあるのでしょうか。

ジブリとディズニーの関係性

宮崎駿はジブリ作品を海外に広めたいと考えていました。その先駆けとして「となりのトトロ」を海外へ売り込んだのです。

もちろん海外の声優をキャスティングして吹き替えを撮り直し、海外の配給会社によって劇場公開となりました。

しかし結果は残念なもの。声優陣の演技力も低く、公開期間も短く規模も小さい。全ては海外の制作会社や配給会社の力不足だったと言えます。

そこで白羽の矢が立ったのが、世界のアニメーションスタジオであるディズニーです。

豊富な資金とトップクラスのスキルとノウハウ、世界中に知れ渡るネームバリューを味方につけて上手くいかないはずがありません。

ディズニーが嫌いなはずの宮崎駿は「映画の製作と配給は別」と割り切っており、業務提携をした事に関しては、「メリットしか感じない」と述べています。

ディズニー版ジブリ作品

インターネットショッピングサイトのAmazonで「魔女の宅急便」を検索してみると、販売元がディズニーである商品が表示されます。

これが業務提携のたまもので、このDVDやBlu-rayにはオリジナルの日本語版と、海外吹き替え版が入っているディスクになります。