将棋や麻雀などに並んで、古くから愛されるテーブルゲームである囲碁ですが、そのルールを把握できている人はそんなに多くはないでしょう。

今回の雑学ではもちろんルールを語るのではなく、囲碁で使う碁石についての雑学をお伝えします。

碁石に隠された秘密

囲碁で使う黒と白の碁石は、通常のルールの場合は黒181個、白180個を用意してゲームを開始します。
しかしゲームの特性上、碁石が足りなくなる場合があるので、その際は補充を行いながらゲームを進行します。

この碁石の大きさは、白石が直径21.9mmに対し、黒石が直径22.2mmと、白石に比べて0.3mmばかり大きく作られています。

これは人間の目が膨張色(白やパステルカラーなどの明るい色)の方を大きく捉えてしまう性質があるため、わざと黒の碁石を大きく作り、人間の目から見て均等の大きさに見えるように仕組まれた工夫なのです。