風邪をひいた時や喉が枯れてしまった時など、のど飴を舐める機会は少なくはありません。のど飴は「食品」「医薬部外品」「医薬品」の3種類に分かれ、効能も様々です。医薬品ののど飴にもなると、守らなければならないルールがあります。

のど飴にも副作用がある

医薬品であるということは、つまりは用法用量を守る必要があり、場合によっては副作用も起こります。例えば常盤薬品が販売する『南天のど飴』は第3類医薬品に分類されます。喉の炎症、痛み、不快感の改善に効果が期待されますが、その反面の副作用もあります。

副作用として挙げられているのは、発疹や痒みなどの皮膚の炎症や、消化器が弱い人は吐き気や嘔吐もあり得ます。また、めまいといった精神神経系の副作用もあるとのこと。

用法としては、成人であっても1日3個を限度とし、複数個を舐める際は前回の使用から2時間以上経過する必要があります。

ここまで来るとたかがのど飴とあなどることはできず、風邪薬と何ら変わりません。説明書にも、これらの用法用量を「厳守」してくださいと念を押されています。