正しい目薬のさし方
パソコンやスマホの使い過ぎから、ドライアイを始めとする眼精疲労を患う人が多くなっています。これも一種の現代病と呼べるのでしょうか。そんな時に目薬をさす方も多いと思いますが、正しいさし方をしないと効果が薄れてしまいます。
目薬を正しくさす
目薬は内服薬など他の薬と同様に、用法用量を正しく守らなければ最適な効果は得られません。容器の先端部分がまつ毛などに触れていたり、点眼の後に目をパチパチするのは正しいさし方ではありません。
まず下まぶたを軽く引っ張り、確実に目薬が眼球にさせるようにします。正しく点眼ができたら、目頭を押さえます。目頭にある涙点と呼ばれる器官は鼻腔と繋がっているため、目薬が鼻に流れ込んで効果が薄れてしまうのを防ぐためです。これを両目順番に行います。
目から溢れ出た薬液は、清潔なティッシュなどで優しく拭き取ります。
これが正しい目薬をさす方法です。誤った方法で目薬をさしてしまうと、効果が十分に発揮できないだけでなく、眼球汚染などになりかねません。たかが目薬と侮らないようにしましょう。