目を開けたままくしゃみをすると、眼球が飛び出ることがある
くしゃみは自身で制御することの出来ない「不随意運動」と呼ばれる反射行動です。しかしくしゃみが引き起こされるメカニズムは現代医学を持ってしても全てが解明されているわけではありません。
くしゃみの効果
くしゃみの効果は次の二つと言われています。
- ホコリなどの異物を鼻の外に吐き出すため。
- くしゃみによって身体を震わせ、体温を上げるため。
これらの効果は身体の防御反応であり、くしゃみをする際に目をつぶってしまうのも防御反応のせいであると言われています。頬の筋肉が緊張して上へ引っ張られ、目をつぶってしまうのです。
目を開けてくしゃみをすると眼球が飛び出す!?
それでは無理矢理目を開けてくしゃみをするとどうなるでしょうか。通常は頬の筋肉が上がることで鼻腔が膨らみ、空気を通す道を作ってくれますが、目を開けたままだと鼻腔は塞がったままで、逃げ場のない空気圧が眼球へと影響を及ぼしてしまいます。最悪の場合、眼球が飛び出してしまう「眼球脱臼」という症状になってしまうとのこと。
これは都市伝説などではなく、国際鼻科学会のG・H・ドラムヘラー博士がこの学説を唱えているので、信憑性は高いようです。