最近ではめっきり見かけなくなった気がする「招き猫」ですが、商売繁盛の縁起物として店先に置いておく商店もあることでしょう。客商売の人のための縁起物と思われる事が多いですが、最近ではそんな事はなく、様々な運気を上げてくれるものとされています。

手によって招く内容が違う

招き猫は必ずと言っていいほど片手を上げているポーズをしています。それもそのはず、「おいでおいで」とする事で、金運や来客を招いているからです。一般的に右手を挙げている方は「金運」を、左手を挙げている方は「来客」を招くとされ、どちらも商売繁盛の意味を持っています。金運と来客の両方を得たいがために、両手を挙げた招き猫もいるそうですが、「お手上げバンザイ」という意味もあるようで好まれてはいないようです。

色によっても様々な福が訪れる

本来は三毛猫の模様が描かれているのが一般的ですが、最近では一色に塗られたものも見かけることがあります。その色は様々で、色によって招かれる福が違うとか。「交通安全(青)」、「恋愛(ピンク)」、「厄除け(黒)」、「病除け(赤)」の意味を持つとされています。