ハトニワトリのモノマネをするときに、必ず行われる動作がを前後に振りながら歩くという動作です。しかし実際は首を振っているわけではありません。

首を振っているわけではない

私たち人間の目は真っ直ぐに前を見れるように正面に付いており、眼球もある程度自由に動かすことができるため、視野角は広いです。しかしハトやニワトリの場合、目は横を見るように付けられており、眼球もほとんど動かせません。そのため、餌などを探すために視界を固定するために、首を振るような動作をするのです。

まず、首を前に出して固定し、その後に胴体を引き寄せるという行動を繰り返しているのです。こうすることで、流れていく景色がある程度固定され、視認しやすくなるのです。

最初から前を見れるように目がついていれば良かったのですが、自然界には外敵が多く、最初から左右の方向を見れるようになっていた方が生き残りやすかったとされ、進化の過程で目が横につくようになったと考えられています。