安全な交通整理を目的して設置されている青黄赤の信号機

今回は誰もが見慣れた信号機に関する様々な雑学をご紹介します。

信号の意味

説明の余地がないかも知れませんが、青は進め、赤は止まれですが、では黄色は?と聞かれた場合は正確に答えを言える方はどれくらいいるでしょうか?

黄色は止まれのと同等の意味でありますが、急停車となる場合は進行しても良い信号になります。

青も正確には「進め」ではなく、「進むことができる」というニュアンスが正解です。強制的に進まなくても良いですが、後続車のクラクションが鳴り止まないので出来るだけ進みましょう。

点滅信号の意味

特定の信号機や、夜間になると切り替わる点滅式信号があります。三色の内、一色だけが延々と点滅しているだけの信号ですが、こちらにももちろん意味があります。

黄色点滅信号

黄色で点滅している信号機が設置されている道路では、まわりの交通に注意して進むことを意味しています。

赤色点滅信号

赤色で点滅している信号機では、必ず一時停止をして安全を確認する必要があることを意味しています。

信号機の形状

信号機にはヨコ並び型の他、タテ並びの信号機もあります。タテ並び型の信号機は主に積雪の多い地域で使用されています。

ヨコ型の場合、積雪する面積が大きくなるため、雪が地面に落ちづらくなってしまい、雪が積もり続けてしまいます。これにより、信号が見づらくなってしまったり、信号機が雪の重さに耐え切れないで落下してしまう事故が起こる場合はあるようです。

色の順番の意味

ヨコ並び信号機の場合、左から順番に「青・黄・赤」と配置されています。これにはしっかりと意味があるのですが、なんだと思いますか?

正解は、街路樹や歩道に立てられた建造物などによって、信号機の赤の色が隠れてしまうことを防ぐためです。

最も重要である赤の色を道路の真ん中に位置するように立てることで、万が一の事故を未然に防いでいるのです。