前回の雑学で正確には潮ではないと言うことをお伝えしました。詳細は「クジラの潮吹きは、実は潮を吹いていない」の記事をご覧ください。

今回も前回に引き続き、クジラの雑学をお届けします。

クジラが潮を吹いている器官

この記事では便宜上、潮を吹く器官として書いていきます。実はあの器官は、クジラの鼻なんです。

クジラもイルカも人間と同じ哺乳類のため、肺呼吸をしています。彼らは数分間海中を泳ぎ、呼吸をするために海面に姿を表します。クジラもイルカも共通して頭のてっぺんに小さな穴が開いています。これが鼻孔(びこう)です。

哺乳類の中で口呼吸が出来るのは人間だけという記事をお伝えしました。この記事を読んでくださった方は、もしかして前回のクジラの潮吹きについての記事で、頭上に開いている穴が鼻の穴であることに気付いてしまったかも知れませんね。