ディズニー『白雪姫』で一度も喋らないキャラがいる
ウォルト・ディズニーが白雪姫を公開したのは戦時中である1937年。今回の雑学では、ディズニーがこの映画の声優にかける思いと、その真逆の思いをご紹介します。
白雪姫とは
美しさを妬まれ、お城から森へと追いやられた白雪姫は、7人の小人が住む家で一緒に生活を始めました。しかし生きていることがバレた白雪姫は、毒リンゴによって永遠の眠りにつかされました。そこにたまたま通りかかった王子様の、真実の愛のキスで目が覚めるのです。
声優のキャスティングにかける思い
この映画の声優はウォルト・ディズニー本人が審査をして決定されています。声優のルックスを見てしまうと、キレイな人なら声もキレイに聞こえてしまうという考えから、ディズニーは別室で音声のみを聞いて審査を行ったのです。
しかし7人の小人の中で、おとぼけと呼ばれる「ドーピー」だけは、劇中一言も声を発しません。これは、単純に声優の数が足りなかったからと言われています。
厳密なオーディションも大切ですが、せめてキャラクターの人数分は合格者を出すべきではなかったのでしょうか。