シュークリームの「シュー」は「キャベツ」のことである、というのは認知度の高い雑学です。それではシュークリームの正式名称があることは知っていましたか?

シュークリームはフランス語?英語?

「シュー」は「キャベツ」のことであるを少し補足すると、シューはフランス語でキャベツやハクサイなどの野菜の総称で、シュークリームのシューの場合はキャベツを指しているのです。

シュークリームは空洞になるように焼いた生地の中にクリームを入れることから、フランス語の「シュー」と英語の「クリーム」を足した和製外来語なのです。本場フランスではシュークリームのことを「シュー・ア・ラ・クレーム」といいます。英語圏では「クリーム・パフ」などと呼ばれます。

ちなみに本場フランスではあまり日本でみるシュークリームは時代遅れなようで、「シュー・ア・ランシエンヌ(昔風シュークリーム)」と呼ばれているようです。また、同じシュー生地を使用したエクレアなどの方が人気が高いようです。