知っているようで知らない違いの雑学です。今回はスパゲッティとパスタの違いについてです。

生まれた国の違い?英語やイタリア語などの言葉の違い?値段の違い?加える食材の違い?ソースの違い?いいえ、これら全ては間違いです。それでは正解は何でしょうか、続きの記事をご覧ください。

パスタの種類

一口にパスタといっても、使用する麺には様々な種類があることはご存知かと思います。有名なところではペンネやニョッキ、ラビオリなどでしょうか。

これらの麺を使用して出来上がったものがペペロンチーノやアラビアータ、カルボナーラなどになります。ソースや調味料、調理法などによって出来上がりの名称が変化しますが、どの麺を使用するかは関係ありません。

話を麺に戻しましょう。
パスタの種類は大きく分けて3種類+その他の計4カテゴリに分類されます。

  • ロングパスタ
  • 一般的な細長い形状のパスタ。

  • ショートパスタ
  • 短いもの。コロコロとしたものや筒状のもの、板状のものやリボンの様な形をしたものなどがある。

  • 詰め物入り
  • ひき肉やチーズなどの詰め物が入っているもの。

  • その他
  • 野菜をすり潰して団子状にしたものや、米粒の様に小さなものなど様々。

さてこの中でも今回はロングパスタについて詳細を追ってみましょう。
その中にパスタとスパゲッティの違いの答えとなる情報が見て取れます。

ロングパスタの詳細

ロングパスタとはデュラム小麦粉を使った断面が円形のパスタを指します。

名称 太さ
スパゲットーニ 2.0mm強
スパゲッティ 2.0mm弱
スパゲッティーニ 1.6mm前後
フェデリーニ 1.3mm~1.5mm
カペッリーニ 1.2mm未満

※これ以外にも沢山の種類のロングパスタがありますが、今回は代表的なもののみに絞って記載しています。

麺の太さによって名称が分かれます。早速目的のスパゲッティという単語が登場しました。
そうなんです、スパゲッティはパスタの麺の一種なのです。パスタというのは全般を指す名称で、その中の麺の一種としてスパゲッティとなりますので、違いを比較する事自体が誤りなのでした。