つい無意識のうちにヒザをカタカタと揺らしてしまう「貧乏ゆすり」。一般的に行儀の悪い行為とされ、嫌悪感をいだかれることが多いですが、じつは貧乏ゆすりは健康のために良いことが沢山あるのです。

貧乏ゆすりのメリット

貧乏ゆすりをすることにより、ふくらはぎの血流が良くなるというデータがあります。ふくらはぎは足腰に滞りやすい血液を心臓へ送り返す働きがあり、この筋肉が動くと全身の血行が良くなります。結果的に身体全体の体温が上がり、むくみや冷えなどが解消されます。

また、飛行機などの座席で長時間過ごしたため、静脈にできた血栓が肺の血管などに詰まって起こる「エコノミークラス症候群」の予防にも役立つとされます。

しかしこのような健康の意識への認知度はまだまだ低く、日本国内だけでなく海外でも貧乏ゆすりはマナー違反とされ、冷たい目で見られてしまいがちです。貧乏ゆすり健康法を実践する場合は、くれぐれも周囲の視線を気にした方が良いかも知れません。