ビタミンB群とは、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチンの8種があります。なぜB1から連番ではなく、飛び飛びで番号がつけられているのでしょうか。

なぜ番号が飛び飛びなのか

ビタミンBは1910年に鈴木梅太郎が米ぬかからビタミンB1の元となるオリザニンの抽出に成功した後、次々とビタミンB群の仲間となるものが発見されました。

当時はB2、B3、B4と連番でB12まで付けられましたが、後に人間の体には必要のないビタミンという事が分かり、整理されて今の8種類となったため番号が飛び飛びで付いているのです。

これ以降に発見されたビタミンはB13やB14などとは呼ばず、ナイアシン、パントテン酸などの化学名で呼ぶようになったのです。