両国国技館の地下にある巨大工場とは
両国国技館といえば相撲のイメージが強いですが、時にはプロレスやボクシング、総合格闘技の試合会場としても利用される、まさに格闘技の聖地ともいえる場所なのです。そんな両国国技館の地下には、日本で最大級ともいわれる工場が存在するのです。
国技館の工場
両国国技館には相撲の観戦中におつまみとして食べられる「国技館やきとり」というお弁当があります。観戦中だけでなく、お土産としても販売される国技館やきとりは、じつは東京駅や上野駅などの売店でも購入することができます。
そう、両国国技館の地下には、この国技館やきとりを製造するための巨大な焼き鳥工場が広がっているのです。
グッズ販売などを担当している国技館サービスの部署「焼き鳥部」の約50名が働いているそうで、忙しい時期にはアルバイトの募集もかかります。
相撲と焼き鳥、一見するとなんの繋がりもないように思われますが、ニワトリは「両足で立って手をつかない」ことから、ゲン担ぎとして相撲にはニワトリと深い関わりがあるのです。ちゃんこ鍋のダシを鶏肉からとるのも、同じゲン担ぎの意味が込められているのです。