マラソンは近代オリンピックの誕生と共に生まれたスポーツです。しかし長距離走というスポーツであることは理解できますが、なぜ約40kmという距離を走ることに決まったのでしょうか。

今回の雑学では、マラソンの起源についてご紹介します。

マラソンは戦争から生まれた?

マラソンの起源となったのは、紀元前490年。戦争で勝利したアテネ軍が、その勝利を市民に伝えるために伝令を走らせました。その距離が約40kmだったのです。

そしてその戦争の名こそが、「マラトンの戦い」なのです。

この話を近代オリンピックの創始者であるクーベルタン男爵が聞き、第一回近代オリンピックの開催地であるアテネに敬意を払うため、マラトンからアテネまでの40kmを競う長距離走が誕生しました。

以降、オリンピックでは一度も欠かされることなく、マラソン競技は人気のスポーツとして現代でも続いているのです。