野球の試合における暗黙のルール
スポーツの試合には暗黙のルールが存在する競技が多いです。中でも野球は長い歴史があることから、暗黙のルールも数多く存在するのです。
野球の不文律
モラルやマナーといった精神的なもの、相手チームや選手に対する礼儀的なものからそんなまさか!なものまで、非常に多くの暗黙のルールが存在します。その中でも意外だったものをいくつかご紹介しましょう。
- 引退試合の投手には空振り三振をしなければならない。
- 大差でリードしている攻撃側は、6回以降でバント・盗塁などの戦術をとってはいけない。
- ノーヒットノーランや完全試合の阻止、あるいは投手タイトルがかかっている場面でバントをしてはいけない。
- デッドボールを受けても、その箇所をさすって派手に痛がってはいけない。
- 一塁にヘッドスライディングしてはいけない。
- 連続本塁打後の初球を打ちに行ってはならない。
- オールスターでは投手はオール直球で打者に挑まなければならない。
- 投手は回の途中で交代させられてもすぐにロッカールームに引き上げず、その回が終わるまではベンチにいなくてはいけない。
- 相手の投手が打席に立ったときは厳しい内角攻めをしてはならない。
- 味方投手がノーヒット投球を継続中のときは、その件をベンチで話題にしてはならない。
- 相手チームに友人がいても試合中は親しげにしてはいけない。
- もし乱闘になってしまった際は、野球道具を使用してはならない。
- もし乱闘になってしまった際は、相手を強く殴ったり蹴ったりしてはいけない。
- もし乱闘になってしまった際は、ベンチやブルペンを出て乱闘に参加しなければいけない。
最後の乱闘の件に関しては、「乱闘」とは何なのかが疑問に思えてきます。
もしこれらの暗黙のルールを破ってしまうと、次の打席で故意にデッドボールを受けるなどの制裁が加わることが多いようです。