お相撲さん(力士)は一般的な成人男性よりも遥かに体が大きいです。それは食事を何倍もの量を食べているからです。そうなると困るのがトイレ事情です。普通のトイレ(便器)で用を足すことはできないわけではありませんが、便座に対して体を横向きにするなど工夫する力士もいるようです。そこで、相撲の聖地である両国国技館には「力士用便器」が用意されています。

力士用便器

その名の通り体の大きい力士用のトイレであり、開発の際には実際に力士の協力を得てサイズが計測されました。通常のトイレに比べて横幅が5cm、縦幅が7cm、高さが2cmも大きくなっており、巨漢の体重を楽に支えるために厚さも厚くなっており、便器を固定する穴の数も増えているなど、全てにおいて規格外の大きさになっているのです。