日本では緑茶がよく飲まれていますが、烏龍茶ウーロン茶)といえばやはり本場は中国とお思いの方が多いのではないでしょうか。実はその想像は間違いなのです。

烏龍茶の本場はむしろ日本?

中国ではお茶は千種類を超えるといわれ、茶葉の発酵度合いによって七種類のお茶に分類されます。その中で中国で最も一般的に飲まれているお茶は、実は緑茶です。次いでハーブティのような花茶が人気です。烏龍茶は茶葉を半発酵した青茶に分類され、中国の限られた地域でしか生産されていません。

さらに中国人の一人当たり茶葉消費量は、日本人よりも低いのです。日本では緑茶もさることながら、烏龍茶もごく当たり前のように飲まれる人気のお茶なので、烏龍茶の本場は日本と言っても過言ではないのかも知れません。