エコノミークラス症候群はファーストクラスでは起こらない?
エコノミークラス症候群とは、飛行機のエコノミークラスで長時間同じ姿勢を維持していると起こりやすいところから命名された病気のことですが、エコノミークラスよりも広い、ファーストクラスやビジネスクラスでは起こらないのでしょうか?
エコノミークラス症候群とは
エコノミークラス症候群の正式名称は「静脈血栓塞栓症(じょうみゃくけっせんそくせんしょう)」といいます。飛行機の座席のような狭い空間で同じ姿勢をとり続けていると、腕や下半身などの静脈に血栓ができてしまい、血の流れを止めてしまうことで様々な症状が発症してしまいます。
ここでキーポイントとなるのが「同じ姿勢を長時間とり続ける」というところです。つまりエコノミークラスであろうが、ファーストクラスであろうが、発症する危険性に変わりはないのです。
そればかりではなく、車を運転する際、新幹線やバスなどの移動手段、普段のデスクワークですら発症する危険性が伴うのです。
予防するためには、適度な水分補給と下半身などを動かすことが大切です。